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Interview
A Life with Creativity
#3
THE FLAVOR DESIGNで出会う自分だけの贅沢な香り
#3
THE FLAVOR DESIGNで出会う
自分だけの贅沢な香り
女優/MEGUMIさんがもっと豊かなおうち時間を送るために様々な専門家と出会うこの企画。

第三回目はゲストに女優の前田敦子さんを迎えて、中目黒にあるTHE FLAVOR DESIGNにて香りの調合体験を行った。店内にあるフレグランスからお気に入りの香りを見つけ、自分だけの組み合わせを見つけるこのワークショップでは、THE FLAVOR DESIGNが提案する「真の贅沢」によって心と身体を癒すことができる。
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ラボのような空間に広がる華やかな香り
もともと親交があるというMEGUMIさんと前田さん。中目黒駅から徒歩5分の場所に位置するTHE FLAVOR DESIGN東京店で久しぶりの再会を果たした。「『おいハンサム!!(フジテレビ系)』めちゃくちゃ面白かったです!」と最近までMEGUMIさんが出演していたドラマの感想を伝える前田さん。聞くと、お互いの出演作も細かくチェックし、互いに刺激を受けているようだ。

さて、早速入店。スチールシェルフが並ぶ店内はまるでラボのようで、研究者のような青いガウンをきた店員の小島美咲さんが迎えてくれた。さまざまな香りが入り混じった店内は華やかで、2人も「もういい匂い!」と早くも気持ちが高まっている。

THE FLAVOR DESIGNでは自由な発想と常識にとらわれないモノ作りをテーマに、調合体験が可能で、自分だけの香りを作ることができる。店内に並べられたフレグランスのボトルが、早くも気になっている様子のMEGUMIさんと前田さん。ワークショップはこのたくさんの香りの中から、自分の好きなものを選ぶことから始まった。
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直感で選ぶからこそ、個性が表れる
「まずは使いたい香りを3つ選んでください」と小島さんに促され、2人はフレグランスを吟味する。フレグランスは約190種類あるそうだが、店舗ではお客様が選び易いように約20種類に厳選されている。また季節によっても内容は変化しているのだという。

「どうしよう、悩む」という前田さんに「悩むよね!」と頷くMEGUMIさんだが、2人のフレグランスを確認する手は早く、次々とボトルをチェックしていく。わずか数分でそれぞれ3種類ずつ選ぶことができた。

「どんなのにした?」とMEGUMIさんが前田さんの手元を覗き込み、互いに香りを確かめ合う。MEGUMIさんはお香のような深みのある香りが中心で、前田さんは甘くフローラルな香りと個性が感じられるラインナップだ。

「私たちって、買い物もパパッと決められるようなタイプだと思うんだけど、その分感覚で選んでるから香りにも個性が出てるよね。あっちゃんの選んだお花の香りも、かわいくて合ってるなって思った。私のはちょっと渋くて、メンズライクだから全然違うね」とMEGUMIさん。

2人とも普段から寝る前にお香を焚くなど、生活の中に香りのエッセンスを取り入れているそうだ。「アロマキャンドルやルームディフーザーも好きでたくさん持っています。香りは気持ちを安らげてくれたり、切り替えてくれたりしますよね」という前田さんにMEGUMIさんは「あっちゃんは(気持ちの)切り替えが上手。お母さんだっていうのもあると思うし、アイドル時代からいろんな仕事を経験してるっていうのもあると思うけど自分でちゃんとコントロールできてるよね」と納得していた。
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調合にこだわり、自分だけのフレグランスを完成させる
選んだフレグランスを小島さんが調合していく。一番気に入っている香りをベースとし、そこに少しずつ他の香りを足すことでオリジナルの香りが出来上がるというわけだ。

「もう少し、ゼラニウムを足してみたい」、「お香のような香りをもっと立たせるには何を混ぜるといいんですか?」と細かな調整をするMEGUMIさんに、小島さんも驚いたという。
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「それぞれの香りだけじゃなく、関係性にも興味や知識がある方なんだなと思いました。香りは混ぜれば混ぜるほど濁ってしまうので、引き算をするようにどの香りを立たせるか考えるのも大切です。MEGUMIさんは感覚でそれがわかっているようですね」

好きな甘い香りを重ねていた前田さんは、その香りの中にもう少し個性が欲しいと小島さんに相談をする。「お花のような香りを重ねているんだけど、少し印象がぼやけてしまった」とう前田さんに提案されたのは意外な香りだった。
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「たとえば、お花の香りを作ろうとしても、そのお花から直接抽出するわけじゃないんですよ。色々な香りから『どうすればお花の香りになるか』を考えて作ります。ココナッツの甘さを試してみませんか?」

小島さんに提案され、新たな香りを足すと不思議なことにその甘さがフローラルな印象を強調してくれた。「本当だ! 私これがいいです!」と前田さん。こうして2人のオリジナルの香りが完成した。
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奥が深い香りの魅力を再発見
完成した香りを入れるボトルも、黒、白、クリアの3種のボトルから選ぶことができ、MEGUMIさんは白を、前田さんはクリアのボトルを選んだ。クリアボトルは中身が見えるため、フレグランスの色も着色し楽しむことができる。「オレンジ色にしたい」と言う前田さんに、MEGUMIさんも前田さんらしくてかわいいと笑顔を見せる。

「フレグランスの調合は初めてだったので、楽しかったです。香りって本当に個性が出ますよね。香り自体も違うけど、その使い方も私とあっちゃんで全然違うのが今日話していて面白かったです。あっちゃんは、ふんわり自分が楽しめるようにフレグランスをつけるって言っていたけど、私はガツンと主張したい(笑)。ゆっくりしたい時にも香りの力を借りるし、気持ちを切り替えるときにルームスプレーを使うこともあるし…香りって奥が深くて楽しいですね」と話すMEGUMIさん。

普段から取り入れているからこそ知れる、香りの力ということだろう。自分だけの香りを手に、満足そうに店を後にする2人の姿が印象的だった。
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撮影協力:THE FLAVOR DESIGN
メイドインジャパンのフレグランスブランド。
ブランドの設立は2016年で1号店は大阪。
東京店は2019年オープン。
レギュラー商品(FRAGRANCE SHAKE)の販売に加えて、
店頭では 約190種類から様々な組み合わせで調合を行い、世界にひとつだけのフレグランスをDIYできるFLAVOR SHAKEというサービスが人気。
ファッションブランドやセレクトショップなどとコラボレーションをして様々な別注フレグランスも手がけている。

https://www.theflavordesign.com/

小島美咲
1997.9.30生まれ
広島の美容専門学校を卒業後美容師になり、その後THE FLAVOR DESIGNに入社。
現在は正社員として店舗のスタッフとPRのアシスタントを担当。
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