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Interview
MEGUMI talks with 『ミラクルひかる』
MEGUMI talks with
『ミラクルひかる』
究極のおうち時間を過ごす
女優/MEGUMIさんがナビゲーターとして音楽を愛するクリエイティブな「人」の今をキャッチアップしていくこの企画。

第3回目のゲストはものまねタレントのミラクルひかるさんだ。二人はプライベートでも共に旅行に行くほどの仲。今回の対談も、女子会のような雰囲気でスタートした。
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部屋の中で自分に向き合う『引きこもりの美学』
ミラクルさんのアクティブさを知っているからこそ、MEGUMIさんがまず尋ねたのはコロナ禍での活動についてだ。

「家にいなくちゃいけなかったし、仕事にも大きな変化があったし……もうどうしようもなかったから、YouTubeを始めたの」というミラクルさん。実は意外にも部屋で過ごす時間も好きだという。

「何かに興味を持つとのめり込んじゃうんだよね。YouTubeのためにブルーシートも買ったし、全部ではないけど撮影や編集を旦那と二人でやったりしますし。他の人にお願いしようかとも思ったんですが、秒単位で指示を出すとなると、かなり細かくなってしまうので自分でもやってみようかなって」と話すミラクルさんに「確かに、天才肌だから集中して自分でやっちゃう姿想像できる」とMEGUMIさんも頷く。
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「MEGUMIさんと初めて出会ったのも(MEGUMIさんの)結婚式だったし、外でパーティを楽しむのも好きですが、部屋の中で何かに没頭する時間も好きなんです。私はこれを『引きこもりの美学』とも呼んでいて、自分自身と向き合う時間だと感じています」

そうして生まれたミラクルさんのYouTubeは、MEGUMIさんも全てチェックするほどのお気に入り。「ミラクルさんのものまねって、老若男女問わず誰からも好かれてるよね。それは芸を突き詰めてやっているからだと思う。そういうのを考えたり思いついたりするのも、一人で過ごしている時?」と尋ねるMEGUMIさん。
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「ものまねをしたいと思ったきっかけは、小学1年生の時に初めてウォークマンで音楽を聴いた時なんですよ。耳元でいい声がバーンって聞こえて衝撃を受けちゃって。学生時代も合唱部に入っていて、コンクールで賞を取りたいと思っていたし、歌うこと自体はずっと興味がありましたね」

歌に興味があると言いながらも、ミラクルさんは自分の声で自分らしく歌うことは選択しなかった。

「歌っている人の声や歌に感動して『こういう風に歌いたい!』という気持ちからものまねをしています。学生の頃はカラオケで練習して、録音して確認というのを繰り返していました。田舎だから当時はカラオケの店舗数も少ないのよ(笑)」
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#部屋活ピアノのいいところはこっそり練習できるところ
「ピアノとか楽器を弾いたことはあった?」とMEGUMIさんは目の前にあるCasiotoneに視線をやりながら尋ねる。

今のミラクルさんにつながる、ピアノとの思い出を聞くことができた。

「子どもの頃にね、ピアノを習っていた時期があるの。でも、集中力が足りなくて教えてくれている先生のくせとか仕草が気になっちゃうのよね。それを帰って真似してみたりして(笑)」

大人になった今、改めてピアノを弾くことに興味があるという。

「ピアノって弾けるとやっぱりかっこいいのよ!教養の象徴っていうか・・・」というミラクルさんにMEGUMIさんも大きく頷く。今からでも、もう一度練習したいというミラクルさん。

「私、大人になってからでも後天的に絶対音感を身につけられると思ってるの。こうやって(とテーブルを叩く)……『ミ』みたいな(笑)。かっこよくない?」

ミラクルさんのお茶目な姿にMEGUMIさんも「かっこいい!」と大爆笑だ。

「今回の対談を受けて『#部屋活ピアノ』っていうキーワードについて考えてみたんだけど、部屋活のいいところって、こっそり練習できるところでもあると思って・・・。誰かにやれと言われるわけではなく、自分で特訓できる」

実際にMEGUMIさんも、意外な人が現場でピアノを弾く場面に遭遇したことがあるという。「ピアノ弾けるってポイント高いよ。これを機に実際にピアノを弾くことも、ものまねに取り入れてみたら?」というMEGUMIさんのアドバイスに、ミラクルさんも「やってみたい!本当に練習しよっかな」と笑顔で返していた。
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自分に向き合っている時に、素の自分が残る
さらにミラクルさんは、ステイホーム期間で新しい価値観が生まれたのではと話す。

「ものまねをしているからよくわかるんだけど、人にはいろんな要素が入ってると思うんです。自宅で自分に向き合っている時に、その要素をどんどん取り出していったら素の自分が残る。私って何もなかったんだ! って気が付くこともあるけど(笑)、それが究極のおうち時間なのかなと思います」

おうち時間が増える中、断捨離にハマり身の回りの物を整理していたというMEGUMIさんもある意味同じように思考を整理し自分と向き合っていたのだろう。「ごちゃごちゃとした空間でなく、大切なものと一緒に豊かな時間を過ごしていきたい」というMEGUMIさんもミラクルさんの話に共感していた。

「対談中も言ったけど、本当に誰からもこんなに愛されるタレントさんっていないと思う。ものまねの着眼点も天才的だと思っていたけど、今日の話を聞いて自分自身の興味にすごく向き合っていて、根っからのクリエイティブな人なんだなって改めて分かったのがよかったです」と今回の対談を振り返るMEGUMIさん。対談後も二人のテンポの良い会話と、笑い声は続いていた。

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