革新と伝統の融合

C.ベヒシュタインとコラボレーション

カシオという
「革新」と
ピアノの「伝統」を
融合。

35年間、
変わることのない意志。

一人でも多くの人に、音楽の楽しさ、奏でる歓びを届けたい。その想いこそが「Go Beyond Sound」に込められた事業ポリシーであり、カシオの楽器づくりの原点です。
1980年に電子キーボード1号機「カシオトーン201」が誕生。
以来、私たちは常識にとらわれない発想と技術から革新的な楽器を創り出してきました。
1986年にデジタルピアノ1号機「CPS-201」、1991年に、よりピアノらしさを追求したCELVIANOの1号機「AP-7」、2003年には、高い性能とスタイリッシュなデザインを低価格で実現しデジタルピアノのマーケット拡大に貢献したPrivia 1号機「PX-100」などを次々と発表。
楽器の新しい可能性を追求してきたカシオ電子楽器は世界中の人々に愛され、35周年を迎えた2015年、累計販売台数8300万台※を達成しています。 ※カシオ計算機(株)調べ

伝統的なピアノづくりを研究。

時代を生きる演奏家たちに、最高の音色とタッチを届けるために。 300年を超える歴史の中で磨かれ育まれてきたアコースティックピアノがある。
その伝統だけが知る世界と、カシオの革新的な楽器づくりを融合させることで、新しいピアノを創造できないだろうか。
楽器の新たな可能性を追求する情熱が、世界三大ピアノメーカーのひとつであるC.ベヒシュタインとカシオのコラボレーションを叶えたのです。
伝統的なピアノづくりを徹底的に研究し、 持てるデジタル技術のすべてを注ぎ込むことで、 カシオはこれまで誰も体験したことのないピアノの新たな世界、 新たな価値を創造しました。

珠玉の音色「ベルリン・グランド」を生んだ
C.ベヒシュタインとのコラボレーション。

CELVIANO Grand Hybrid の音色のひとつ、「ベルリン・グランド」音色はカシオとC.ベヒシュタインの共同開発によって誕生しました。輪郭がはっきりとして上品な、透明感のある音と響きを創りだすにあたり、カシオはC.ベヒシュタインの最高峰マイスター・ピース「D282」モデルを分析。同社のピアノの開発責任者であるアルブレヒト氏をカシオ計算機株式会社 羽村技術センターに招き、最終的な調整までを共に行い完成させた、珠玉の音色です。

唯一無二の響き、
C.ベヒシュタイン。

「ピアノ音楽は、ベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」。クロード・ドビュッシーにそう言わしめたピアノ、C.ベヒシュタイン。その歴史は、創始者カール・ベヒシュタインによって、1853年にドイツのベルリンで始まりました。美しくみずみずしい透明感、まるでシルクをなでるような鍵盤のタッチ、壮大でダイナミックな表現力、そして天使の声のような柔らかさ。その珠玉の音色は、時代を超えて世界の人々に愛され続けています。

優れた音とプロフェッショナルな弾き心地。
そのすべてを誇れるデジタルピアノを創造できたと思う。

C.ベヒシュタイン Service Director /
Master Piano Maker ヴェルナー・アルブレヒト氏

C.ベヒシュタイン 
Service Director /
Master Piano Maker 
ヴェルナー・アルブレヒト氏

カシオは、電子楽器分野において非常に高く評価されている企業です。 一方、C.ベヒシュタインは、160年の歴史と専門知識、そして伝統的な職人技を有し、ハイエンドなアコースティックグランドピアノとアップライトピアノにおいてはヨーロッパでは最も著名なメーカーです。 C.ベヒシュタインのピアノは、豊かで気品ある多彩な音色とプロフェッショナルで上品な弾き心地を提供し、音楽愛好家や世界中の有名アーティストを魅了し続けてきました。 この2社が手を取り合い、互いの経験を活かして協力し合えばこれまでにない新しいデジタルピアノを創造することができる、そう確信していました。 今回のプロジェクトで私たちは、C.ベヒシュタインのコンサートグランドの音を分析しCELVIANO Grand Hybridの「ベルリン・グランド」音色を開発、さらに鍵盤の優れたアクション性の実現にも共に力を注ぎました。 カシオとC.ベヒシュタインのコラボレーションによって私たちは優れた音とプロフェッショナルな弾き心地を実現、そのすべてを誇れるデジタルピアノを創造することができたと自負しています。

C.ベヒシュタインと共に研ぎ澄ましていく。
妥協のない開発から新しい弾き心地が生まれました。

カシオ 音色開発担当
伊藤 直明

カシオ 音色開発担当 伊藤 直明

今回、C.ベヒシュタインとコラボレーションすることで、伝統的なグランドピアノが持つ普遍的な魅力を見つめ直すことができました。その結果、これまでの考え方や開発手法にとらわれることなく、従来のデジタルピアノとは一線を画す新しい製品を創ることができたと思っています。C.ベヒシュタインと対話し突き詰めていく作業は、我々にとって心躍る体験であり、しかし厳しい日々でもありました。1音1音の個別の完成度のみならず、曲の演奏の中で響き合う1音1音の完成度を極めていく。さらに鍵盤自体はもとより、鍵盤タッチによる音の響き方にも、よりこだわった妥協のない開発を通して、CELVIANO Grand Hybridの「弾き心地」は導き出されました。すべてを研ぎ澄まして生まれたこの弾き心地を、ぜひ弾いて堪能してほしいと思います。