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昨年9月に通算12枚目のアルバム『オールライト』をリリースした矢井田 瞳。「さらりさら」や「花のような君に」などCMでもお馴染みのナンバーや、情報ワイド番組のエンディングテーマにも起用された「駒沢公園」など、コロナ禍での喜怒哀楽を歌詞に込めつつ疾走感あふれるロックチューンからフォーキーなナンバーまで並んだバラエティ豊かなアルバムには、ヤイコの等身大の「今」が鮮やかに刻み込まれている。

矢井田 瞳といえば「ギター」のイメージが強いが、彼女が最初に触れた楽器はピアノだったという。近所のピアノ教室に通っていたが、先生の厳しい指導に小学校3年生で音を上げてしまった。

「指遣いとか少しでも間違えると、その指を掴んで『な、か、ゆ、び!』って叱られて(笑)。それがちょっとトラウマになってしまい、あまり上手になる前に辞めてしまったんですよね。ただ、自宅にアップライトピアノがあったり、音楽好きの父がレコードをよく聴いていたり、音楽は常にそばにありました。家具と一体型のレコードプレーヤーがリビングにあって、父親がビートルズをはじめとする定番の洋楽、演歌、ザ・フォーク・クルセダーズや井上陽水さん、さだまさしさん、南こうせつさんなどのアルバムをかけると、否応なしに家族全員が聴くことになるっていう(笑)。要するに父の聴いている音楽で育ったようなものなんです」
そんな彼女が自発的に「音楽をやろう」と思ったのは大学生の頃。「アコースティックギターに恋をした」と公言するくらい、それは衝撃的かつ運命的な出会いだったようだ。

「コードはCだったかGだったか忘れてしまったんですけど、初めてそれを鳴らした時の感覚も覚えています。ビビビッて体の中に電流が走って『これは私、一生できる!』と思ったんですよ。それまでは聴いたり歌ったりするための音楽が、弾いたり作ったりするための音楽とつながった気がしました。鍵盤を弾いていたのは小学生の頃だったのもあって、コピーしてみたい曲を家のアップライトピアノで演奏するのも楽しかったんです。でも、ピアノをやめてしばらく楽器に触っていなかったので、大学生になってギターを触った時の『ビビビ』は忘れがたいものがありましたね」

実は、音楽へと本格的にのめり込む前の矢井田はスポーツに打ち込んでいた。「幼い頃の思い出が、ほとんど水の中」というくらいプールに入っていたと笑う。

「『体は動かしていた方がいい』というのが我が家の教育方針だったので、とにかく絶対に休ませてくれなかったんです。嬉しい時も悲しい時も辛い時も、プールの中でそれを感じていたというか。クロールしながら泣くと、冷たい水の中に温かい涙を感じるんですけど、その『ぬくもり』を今でもはっきり覚えていますね」

行きたくなくて、玄関で泣き散らかしたこともあったという矢井田。しかし、改めて振り返ってみると、その時の辛い経験が今の音楽活動にも活かされているという。

「持久力というか、『この曲を完成させるまでゴールは結構長そうだな……』と思っても、途中で諦めず『いつかは必ず完成するから』と頑張れるのは水泳をやっていたおかげかもしれません。長距離を泳ぎながら『いつかは終わる』と身をもって知れたのは大きいと思います。もちろん、シンプルに肺活量も上がりましたしね」
初めてギターを購入してからわずか2年後にはプロデビューを果たした矢井田。デビューして最初のうちは、求められることが理解できてもそれが出来ない自分に歯痒い思いをしたこともあった。

「目の前の課題を常に追いかけているみたいな感じ。何か理論本などで勉強しようと思っても、3ページも読んだら心が折れてしまうので(笑)、楽しく勉強する方法を常に探していました。自分で歌いたいと思える楽曲を探してきてそこで使っているコードを調べて、知らなかったコードをちょっとずつ増やしていくとか。まだ実力的には出来上がっていないままデビューが決まってしまったので、身近にいる音楽関係の人が全て私にとっての『音楽の先生』でしたね。特にミュージシャンの方たちからいただくアドバイスがどれもありがたかったです」

ギターを弾くようになって、それまで苦手意識があった鍵盤楽器との向き合い方も変わってきたという。

「普段はギターで曲を作っているのですが、やはりずっとやっていると行き詰まる時もあって。そういう時にピアノが大活躍してくれる。ピアノはそんなに上手には扱えないんですけど、だからこそギターとは全く違うコードワークや展開など、シンプルで骨太なアイデアが浮かんでくるんですよね。発想や気分を少し変えたいときにとても重宝しています。それに、ギターはチューニングやピッチが曖昧じゃないですか。指の置き場所や力加減で少しずつ音もニュアンスも変わる。でも、ピアノは鍵盤を押せば必ず正確な音が出ますよね。電子ピアノは特にそう。なので、背筋がピンと伸びるような気持ちになります」
そんな矢井田にCASIOの電子ピアノPX-S1100WEを試奏してもらったところ、打鍵の微妙なニュアンスにまず驚いていた。

「鍵盤を押したときにちゃんと弾力があって、弾き心地がグランドピアノに近いんですよね。しかも鍵盤が象牙調になっているなど、職人さんのこだわりを感じてウキウキしました。デザインもすごくスタイリッシュだから、どんな部屋のどんなインテリアにも合いそう。家電もそうですが、やっぱり見た目って大事だなと改めて思いました。しかもBluetoothに接続して、スマホで好きな音楽を流しながら練習できるのも最高だなと。例えばコールドプレイの曲をかけながら一緒にピアノを弾いたら、バンドのメンバーになったような気分が味わえますよね(笑)」
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CASIOでは現在♯部屋活ピアノ Houstaging (House+Stagingを合わせた造語。)というテーマで電子楽器の普及、音楽のあるライフスタイルの創造を提案している。コロナ禍でステイホームを余儀なくされて以降、矢井田はどんなクリエイティブな生活を過ごしているのだろうか。

「もともと我が家のリビングには電子ピアノとギターとウクレレが転がっていたんですけど、コロナ禍になってからは電子ドラムも買っちゃったし、パーカッション類もいろいろ増えていて(笑)。手を伸ばせば何かしらの楽器に触れられるようになっています。そういう環境の中で、気軽にクリエイティブなことができるのはとても素敵なことだし、自分自身とも向き合う時間になっているなと思っていますね。楽器だけじゃなく、例えば家族で絵を描いてみたり、紙粘土で何か作ってみたり(笑)。大人になってからはなかなかやる機会がなかったこともいろいろできたのがコロナ禍だったんじゃないかなと思います。あるとき、娘が『既製品だとなかなかいいデザインのティッシュケースが見つからない』と言うので、『作ればいいじゃん』と提案したら『そっか、作ればいいのか!』って(笑)。そういうコミュニケーションもコロナ禍で増えた気がしますね」

最後に、これから楽器演奏を楽しみたいという人にメッセージをもらった。

「わたしにとって楽器は『天使』というか『妖精』というか(笑)。ものすごくパワーを与えてくれるものなんですよね。別にうまく演奏することにこだわらなくても、例えばパーカッションを無心で叩くだけでも幸せな気持ちになるし、正しい演奏法を知らなくて、自分流に演奏したってそれは「道」になる。とにかく、人生や生活に彩りを与えてくれる素晴らしいものだと思っているので、ぜひいろんな楽器を触ってみてください」
Interviewed by 黒田隆憲
◎公演情報
矢井田 瞳「オールライト〜ピアノとハーモニカと〜」

<Billboard Live TOKYO>
2023年4月2日(日)
1st Stage Open 14:00 Start 15:00 / 2nd Stage Open 17:00 Start 18:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13998&shop=1

<Billboard Live OSAKA>
2023年4月4日(火)
1st Stage Open 17:00 Start 18:00 / 2nd Stage Open 20:00 Start 21:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13999&shop=2

<Kiss FM KOBE主催アコースティックフェスティバル>
2023年4月15日(土)
https://acoustic-festival.jp/

<GO OUT JAMBOREE 2023>
2023年4月23日(日)
http://www.gooutcamp.jp/jamboree/

<多摩ファミリーフェスタ Produced by ROCKS FORCHILE>
2023年4月29日(土)
https://tama-family-rfc.com/
<プロフィール>
矢井田 瞳
2000年メジャーデビュー、「My Sweet Darlin’」が大ヒット。2022年4月からは5年ぶりとなる全国弾き語りツアー『Guitar to Uta』を開催。2021年に引き続き井村屋の『あずきバー』CMソング「さらりさら」を7月1日に、8月15日には「駒沢公園」、8月24日には創建「ルナシティ青葉はつが野」TVCMソング「花のような君に」、9月7日には12thアルバム『オールライト』を立て続けにリリース。精力的にアーティスト活動を行う。

【オフィシャルサイト/SNS】
Official Web Site
日本コロムビアWeb Site
YouTube
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矢井田 瞳×#部屋活ピアノ インタビュー公開記念プレゼントキャンペーン!

<応募詳細>
■応募方法
①CASIO電子楽器Instagram (@casio_music_japan) をフォロー
②3月17日にインスタグラムに投稿されている、矢井田 瞳さん(キャンペーン)に関する画像に「いいね」と、希望公演をインスタグラムコメントに投稿

■応募受付期間
2023年3月17日(金)~2023年3月24日(金)23時59分まで

■プレゼント賞品
矢井田 瞳「オールライト〜ピアノとハーモニカと〜」
下記公演チケット

① Billboard Live TOKYO:2023年4月2日(日):1組2名様(ペアチケット)
1st Stage Open 14:00 Start 15:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13998&shop=1

② Billboard Live TOKYO:2023年4月2日(日):1組2名様(ペアチケット)
2nd Stage Open 17:00 Start 18:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13998&shop=1

③ Billboard Live OSAKA:2023年4月4日(火) :1組2名様(ペアチケット)
1st Stage Open 17:00 Start 18:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13999&shop=2

④ Billboard Live OSAKA:2023年4月4日(火) :1組2名様(ペアチケット)
2nd Stage Open 20:00 Start 21:00
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13999&shop=2

※当選画面の提示と代表者氏名の照合にて、当日チケットなしでもご来場いただけます。
※お食事・ワンドリンクはついておりませんので、当日ご飲食が発生した場合は各自でご精算くださいませ。
※Club BBL会員の特典は対象外となります。
※検温で37.5度以上のお客様はご入店をお断りいたします。
※新型コロナウイルス感染症対策について
http://www.billboard-live.com/membersarea/20200625_notice.html

■当選者発表
2023年3月25日(土)予定
厳正なる抽選後、キャンペーン事務局より当選通知をDMにてお送り致します。DMに記載のURLより発送先入力などのご案内をさせて頂きます。こちらのご案内の前にコメント欄やメッセージで個人情報を掲載しないようご注意ください。
※ご当選者のメッセージの受付期間は、3月25日(土)~3月28日(火)23時59分とさせていただきます。期限を過ぎますと当選の権利が無効となりますので予めご了承ください。

■当選賞品の配送について
・当選画面の提示と代表者氏名の照合にて、当日チケットなしでもご来場いただけます。
・キャンペーンへのご応募は日本国内に在住の方に限らせていただきます。

■個人情報の取り扱いについて
当社では、予めお客様よりご了解を頂いている場合、及び次の場合以外には、第三者に個⼈情報を提供する事はありません。
1.上記の利⽤⽬的の範囲内でコンサート運営者に連絡する場合(氏名、電話番号、メールアドレス)
2.法令に基づき、司法、⾏政またはこれに類する機関より情報開⽰の要請があった時

■注意事項
・本キャンペーンはInstagram社が運営するものではありません。
・投稿した内容は投稿した本人がその全責任を負うものとします。万が一、第三者との間で紛争が発生した場合には、投稿者の費用と責任において問題を解決するものとします。
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