XWアーティストインプレッション

発売当時から使っています。

2012年1月の発表当時から弾いてきましたが、やはりアナログシンセのシミュレーション部分が素晴らしいと思います。特にポルタメントやオシレータシンク等にこだわりを感じられて、とても気に入っています。

デザインも良いですね。オーディオ機器等を置けるホルダースペースも面白いです。

それと鍵盤一つ一つが箱型なのも良いです。平型鍵盤のキーボードをライブ会場やスタジオに持って行くと、倒したり引っ掛かったりして鍵盤が壊れることがよくありますが…これなら安心です。

機能の中では、サンプルルーパーの使い勝手が良いですね。単体エフェクトとしてよく使っています。この機能は使っていて本当に楽しいですよ。

また、ステップシーケンサーには色々なジャンルのおいしいフレーズが詰まっているので、これからシンセを始める人はいろいろ聴いて研究してみると、作曲・アレンジのいい勉強になると思います。

今回XWを使って作曲をしてみました。作曲するにあたってシンセでは、いわゆるピコピコ系といいますか…単音を組み合わせたような隙間の多い曲は作りやすいと思うのですが、今回はそういう曲では無く、厚みのある曲を作りたいと思い、XW一台でどこまでできるか挑戦してみました。

「aXoss the World」

これからも、カシオさんらしさといいますか…カシオさんだからこそできる、他には無い楽器を作り続けて欲しいです!!