CELVIANO Grand Gybrid 購入レポート 「私がこのピアノを選んだ理由」

写真 中永冨 由季子さん

写真 右由季子さんのお母さん

3歳からピアノを始め、昨年から吉澤先生のもとでレッスンを受けています。現在、高校1年生。大学に進学し、音楽が脳に与える影響を科学的に研究することを目標にしているそうです。

写真 左吉澤 実佐子先生

武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。パリ・エコールノルマル音楽院高等教育課程修了。伊丹市にて幼児からピアノ講師まで通うヌーベル・ベルデュールピアノ教室主宰。

「家でも本格的なグランドピアノを弾きたい。しかし価格も高いし、
ピアノを置くスペースもない」という理由から、デジタルピアノを選択されている人がいます。
そうした方々に今、注目されているのが、デジタルピアノのイメージを一変させた
CELVIANO Grand Hybrid(以下GH)です。
今回はGHをご購入いただいた永冨由季子さん親子とピアノ教室講師の
吉澤実佐子先生にお話を伺いました。

家でも本物のピアノで練習したい!

今回お話を伺った高校1年生の永冨由季子さんは、お父様のお仕事で、引っ越しも多いそうです。そのため住まいのスペースや運びやすさ、メンテナンス費用のことなどを考えて、永冨家では由季子さんが小さい頃から、コンパクトなデジタルピアノを使っていたそうです。「他メーカーのデジタルピアノだったのですが、鍵盤がとても軽いので、少し触れただけで音が出るのと、鍵盤の動きもパタパタする感じがありました。ただしピアノ教室ではグランドピアノで練習しますし、年齢とともに上達するにつれ、家と教室でタッチのギャップを強く感じるようになり、レッスンのたびに戸惑うことが多かったんです。さらに吉澤先生のレッスンを受けるようになってからは、指の力の入れ方の重要性を知りました。でも家で使っていたデジタルピアノではそのような練習が難しいので、家でも本物のピアノで練習したいなと思っていました」。 
そうした由季子さんの想いもあって永冨家ではGHを購入することになったそうです。

由季子さんの
「従来のデジタルピアノは
ここが不満!」

  • ○ 鍵盤が軽くて、少し触れただけで音が出てしまう!
  • ○ 指先の微妙な力加減を、ピアノにうまく伝えられない!
  • ○ 音に厚みがない。本物のピアノとの差が大きい!
上達のためには'指づくり'ができるピアノを!

由季子さんを指導されている吉澤先生に、レッスンするための楽器に求めていることをお聞きしました。
「指導者の立場からすると、子どもたちが練習するうえで、なにより大切なのが〝指づくり”ができる楽器であるかどうかということです。つまり、指の運びや指の力の入れ方などが自然にできるようにならないと、いつまでたっても難しい曲にはチャレンジできません。そういう意味では、毎日グランドピアノで練習している人と、そうでない人では、長い目で見ると大きな差が生まれてしまうんです」。”指づくり”のためにもつねにグランドピアノで練習するのが理想的と考えている吉澤先生、デジタルピアノについてもいい印象をお持ちではありませんでした。「従来のデジタルピアノは鍵盤のタッチがストーンストーンと落ちる感覚なんですね。このようなピアノは、当然、生徒にはおすすめできないし、教室で使うなんて考えたこともありませんでした」。
しかし、GHに出逢ったことで、デジタルピアノに対する考え方がガラッと変わったといいます。「試弾会に参加して、初めてGHに触れたときに本当に驚きました。デジタルピアノでありながら、グランドピアノと同様のハンマーアクションが入っているので、ハンマーの重力を活かした自然な弾き心地になっています。トリルもしっかり入るし、アフタータッチもできます。特に手に吸い付くような指先の感覚は、ヨーロッパの名器といわれるようなグランドピアノでしか感じられないものだと思っていたのですが、GHにはそれと同じ感覚があったんです。良い調整のされていないアップライトピアノよりいいんじゃないかと思っています」。

こう語る吉澤先生は、すでに教室にGHを導入され2台ピアノの練習や本番直前にいろんな音色での練習などに活用されています。「アコースティックピアノは住宅事情の問題から購入できないご家庭もたくさんあります。そんな生徒さんにはアコースティックピアノのようなタッチで練習できるGHは、最適な選択のひとつだと思っています。”指づくり”もこのピアノであればできるので、着実に表現力を伸ばしていけると考えています」と吉澤先生。さらに「由季子さんもGHで毎日練習することで、これからどんどん上達してくれると思っていますし、ピアノを弾くことがもっと楽しくなってくれれば嬉しいですね」と由季子さんの成長に期待を込めて語ってくれました。

GHは木製鍵盤を使っているので、タッチにしっかりとした手応えがあります。

由季子さんのお母様より

主人は転勤が多く住まいも官舎なので、アコースティックピアノは置くことが難しく、これまではデジタルピアノを使っていました。ちょうど買い替えを検討していたところ、吉澤先生がブログでGHを絶賛されていたこと、さらに由季子とピアノの展示会に行って、GHを弾かせてみると、本人が大変気に入った様子だったことから購入を決めました。

GP-300BKは30万円以下の価格なのも、嬉しいポイントでした。購入後、由季子はより楽しんで伸び伸びと弾いていますね。小学2年の四女の佐和子もGHが来てから自主的に練習していますよ。娘たちが演奏している姿を見るのが、親として何より幸せな時間です。またピアノを通して、子どもたちが、心を豊かに育んでくれれば嬉しいですね。

吉澤先生の
「GHお気に入りポイント!」

世界的な3つのピアノの音色を、ボタンひとつで切り替えられるのが嬉しいです。柔らかい音や歯切れのいい音など、曲や作曲家によって、表現したい音は変わるので、生徒のコンサート前には、GHを使ってその曲に合った音色で練習させています。

ヘッドホンをつけることで、時間を気にせずにいつでも弾けたり、USBに接続して演奏を録音することで、2台ピアノや連弾の練習が気軽にできたりと、デジタルならではの機能も気に入っています。

由季子さんが通っている
ピアノ教室のご紹介

ヌーベル・ベルデュールピアノ教室

吉澤実佐子先生とお母様の妹尾恭子先生が運営するピアノ教室。「ピアノを通じて表現する楽しさを身につけ、音楽を心の支えにしてほしい」を教室のポリシーに掲げて指導しています。

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